名札とは、垂れの中央につける所属名と本人の名前を書いた袋状の垂用名札のことです。
剣道では多くの人が紺色の着衣を着て面を被ってしまうので、名札をつけることで
遠くからでも一目で判別できるようになります。所属によっては字体が決められていることがあります。
一般的に利用されているもので「垂用ネーム」、「垂れネーム」、「垂用名札」、「ゼッケン」などと呼ばれていますが、「名札」が正式名称です。平成25年に全日本剣道連盟から周知を促されています。
3枚ある大垂の真ん中の垂に下から入れてつけます。名札のサイズは大きく3つに分けられます。中学生や細身の女性は一般用の物でも小さめのサイズとなるケースが多いです。
対象 | サイズ |
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幼年用 | たて約21cm×よこ約15cm |
少年用 | たて約23cm×よこ約16cm |
中・高・一般用 | たて約26cm×よこ約18cm |
化学メーカーの(株)クラレが製造する人工皮革のことで、コラーゲンが絡み合った天然皮革をモデルに作られています。ソフトでしなやかでありながら、丈夫で雨にも強いという特徴を持つ素材です。
スポーツユニホームのマーク加工に使われているシステムで、マーク地をコンピュータカットし熱圧着します。ハリロン製の名札はカットしたハリロンを紺色の生地に熱圧着させたものです。